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止まった時間
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作詞 アイリス |
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夏より少し早くなった夕暮れ 色づく山々
赤に黄色 色鮮やかに 秋の景色を彩る
今年もまたやって来た あなたと最後に過ごした季節が
いつも隣で笑っていたね 終わりが来るとは感じぬほどに
「ねぇ、私のどこが好き?」
問えばあなたは答えてくれた たくさん たくさん
どうしてかな どうして終わってしまったの
あなたはいつも優しくて とても温かかった
どうしてかな 私のどこがいけなかったのかな
自分では気づかぬうちに あなたとの距離 離してしまったの
ほらもうすぐ日が暮れる 私の心覆う夜のように
またいつか 笑い合えると 信じていてもいいですか
夏より少し寒くなった空気 吹き抜ける風
誰もいない川原でそっと 静かに揺れるススキたち
今年もまたやって来る あなたを失ったあの季節が
一緒にたくさん笑ったよね 終わりの日など感じぬほどに
「今度はどこへ行こうか?」
そう聞いた問いの答えは 消えてなくなった
どうしてかな どうして終わってしまったの
あなたと過ごす日々は楽しくてとても温かかった
どうしてかな 私のどこがいけなかったのかな
自分では気づかぬうちに 自ら何かを変えてしまったの
ほらもうすぐ雨が降る 私の心の中 降る雨のように
でもいつか 笑い合えると信じてみてもいいですか
静かに時は季節を運び いつの間にか変わっていく
でも私の心は止まったまま 暗い場所に残ったまま
この出口はどこにあるの
空に舞う枯れ葉見つめ 問いかけても
その答えは返って来ない
ほらまた季節は移る 私を残して
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