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幼なじみと1つの流星
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作詞 アイリス |
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今この手を伸ばせば届くのかな
ずっと一緒だったお前の心に
季節外れの転校生 俺の知らない彼女の過去
「初めてじゃないよ」 あいつは彼女にそう言った
あいつも彼女の幼なじみ 遠い昔に出会った2人
その思い出の中に俺はいない 2人だけのもの
あいつが彼女に向ける笑顔だけは特別で
遠く海を隔てたフランスから
彼女のためだけにここに来たこと思い知る
いつだって手を伸ばせばお前たちがいて
いつだって俺の一番近くには お前ともう1人の幼なじみ
例え女子が1人の学校に入っても
俺たち3人で過ごす日々が ずっと続くと思っていた
俺たち3人の距離が崩れることなく ずっとずっと続くと思っていた
それは幼なじみという特別な距離
ちょっと無愛想な転校生 でも彼女には異なる態度
「やっぱり美味しいね」 俺の作った弁当ほおばる彼女
いつも通り彼女と過ごす昼休み それでも少しずつ何かが変わる
あいつも一緒で4人で過ごす日々 温かいけど何か違う
あいつに彼女が笑顔を向けて話すたび
俺の中で何かがだんだん少しずつ 変わっていく
俺はそれに気づかぬふりした
いつだって手を伸ばせば彼女がいて
いつだって俺の一番近くで彼女が笑っていて
例えいくつ年齢を重ねても
俺たち3人が過ごす時間は 同じだと思っていた
俺たち3人の距離は崩れることなく ずっと先へ続くと思っていた
それは幼なじみという不安定な距離
季節外れの転校生は 俺に何かを気づかせて
流星のように去って行った
あいつが俺に教えたものの 答えを俺はお前に伝えよう
幼なじみという関係が崩れても
共に過ごした日々は消えないから
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