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夏の夜
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作詞 ちゃんMAKI |
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何故君を好きになったのだろう
頭から消えなくて
何故か君を好きになったのだろう
理由なんていらないよ
君の右手と私の左手は
少し触れるだけで繋がない
カランコロンと君の足音が聞こえてきた
その音に耳を澄まして
目を開けたら君が立っていた
ほんとごめん
って笑って言う君に
ほんと遅い
って頬を膨らませて私が言った
ねえごらん
空がきれいだよ
ほらごらん
月がきれいだよ
星もきれいだよ
なんだ
私のこと好きじゃないのかと
またひとり勘違い
もっと近くにいっていいかな
もっと離れた方がいいのかな
そんなこと考えているうちに花火があがって
微妙な距離になった
君に「好き」って伝えるわけじゃないけど
そのくらい緊張して話しかけるんだよ
こんな気持ち
どこにぶつければいいのかな
壁にあたったらちょっと赤くなって泣いた
私が私でなくなるかのように
何かが弾けて元に戻らなくなった
のは君と
夏のせいだ
君の射的で撃たれるのは私の心だけだと思っていたのに
君は鈍感だから
違う方向にも撃っていたよね
わたあめみたいに
フワフワで曖昧な関係でいたくないの
君に「好き」って伝えるわけじゃないけど
そのくらい緊張して話しかけるんだよ
このいろは
どこにいってしまうのかな
壁を超えて君のところまで届いてほしくて
私が私でなくなるかのように
何かが外れて元に戻らなくなった
のは君と
夏のせいだ
いつの間に
君の右手と私の左手は
強く握っていた
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