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凶器と狂気
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作詞 Egiri。 |
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口づけから伝わる感情は
嘘をつけなくて
瞳を開けば
それは真実となる
憎しみと愛情は紙一重で
指を絡めれしまえばもう戻れない
愛は憎しみを
憎しみは愛を
この思いは分かってしまえば
一瞬で消えてしまう繊細なモノ
心が傷ついても顔には出さなくて
それは自分に与えられた鎖
抱きしめるその手は私とは違って
思いが一途だと分かってしまう
その時が来れば
もう貴方の傍にいられない
冷たい床が心地よくて
貴方の声が聞こえるたびに耳を塞ぐ
手から伝わるその感情は
憎しみへと変わっていく
優しかった彼の手は
凶器へと
優しかった彼の思いは
狂気へと
この感情はもう貴方には伝わらなくて
どうしてと問われれば迷ってしまう
貴方はもう変わってしまった
私も変わってしまった
二人はもう前には戻れないけれど
それでも私は良かったのかもしれない
最後に貴方は笑いながら涙を流した
私の手には温かい赤が広がっていて
目の前が薄れて
眠気が襲う――
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