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本心
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作詞 縷兎‡ |
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泣き虫。
僕がいて、
でも、
隣にはぽっかり、
壁と床しかない。
ひとり。
僕は膝を抱え、
蹲る。
注ぐ太陽
透き通る青空
ふわり浮かぶ
純白の雲
僕は手を翳す
だめだ
明るすぎて
僕の
歪んだ心
暗闇に染まって
まばゆくって
目が回った
弱虫。
僕はいて、
でも、
側にはぽっかり、
床と壁しかない。
ぽつり。
僕は顔を覆い、
蹲る。
照らす太陽
澄み渡る青空
ふわり漂う
白銀の雲
僕は手を翳す
無理だ
明るすぎて
僕の
翳った心
暗闇に嵌って
眩しくって
目が眩んだ
ひとりぼっち
目の前の世界
理不尽
勝手に過ぎてゆく
ひとりぼっち
固く分厚い扉
鈍く光る鎖と
冷たい錠前かけて
もう二度と開かない
救われない
蹲った僕
もう
心までも 閉ざした
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