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成れ果て
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作詞 綾城 霧斗 |
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研ぎ澄ます声と突き刺さる視線
聞き飽きた言葉なんかじゃ満たされない
翳り出す空が窓ガラスの外
埋め尽くす世界だったら色褪せていく
全てを背負ったまま生きていくのか?
まだ見ぬ未来に溺れた自分に気付く
傍に転がる肢体に問う
『間違っているのは自分か?』
それとも『世界か?』
この目を正せばいつか見えてくる
世界の成れの果て
そこに広がる理想はやがて無に消える
歪んだ自分の瞳が何を写すか?
まだ見ぬ明日に泣いてる自分が見えた
まだ触れられる心にある
僅かなその夢が彷徨う
小さな希望か?
この目を正せばいつか見えてくる
理想の成れの果て
そこに広がる理想がやがて無に消える
それとも自分が?
流れたままの傷口の血が
問い質す物すら分からず
静かな終わりか?
この手を握ればいつか消えていく
自分の成れの果て
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