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緋蜜の果実
作詞 綾城 霧斗
耳に残るのは誰の声?


目を閉じて息を潜めて
腐りかけの林檎に手を伸ばした
君色に染まる僕が
見ないフリをしてまで守った物
食べれない林檎それでも
ただ僕には大切だったんだよ

捕らわれていた言葉は
言い残した僕の形
変われないのは弱さで
強くなれぬ僕の姿

あの日聞こえた声は透明で
澄んだ言葉を紡いでいた
今はひび割れそうで凍えそう
透明な声を探してる


手を伸ばす息を殺して
腐りかけの林檎にそっと口付け
始まりはイヴが食べた
赤い色の禁じられた果実
許されぬ罪があっても
ただ僕にはそれだけだったんだよ

見え隠れした想いは
言い忘れた遠い記憶
変わらぬ物は今でも
強くなれぬ僕の姿

あの日名付けた物は果実の名
落ちる緋蜜を掬い上げる
深い月夜に堕ちて冷える中
生きた証を探してる


名付けたのは果実の名
落ちた緋い蜜を口にして
溺れるその甘さ


あの日夢見た花は枯れて散る
残る果実は甘い罠で
照らす陽炎消えて崩れ落ちる
緋い果実を探してる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 緋蜜の果実
公開日 2012/09/30
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 始まりはイヴの食べた赤い果実
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