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銃声
作詞 KANEGON
毎日がただ穏やかに
進めばいいと思っていた
できるなら一人にしてくれと
今まで叫び続けてきた

誰とも関わらないように
ただひたすら心を閉ざして
時刻表通りの生活を
今まで貫き通したけど

突然銃声が響いた
不意に現れた君が
僕の心を打ち抜いた
腕の中で泣き出した君を
そっと胸に抱きしめた瞬間
貫かれた僕の心の弱さは
もう何処かに消えていた


時計の針がこのまま
止まればいいと思い始めた
できるだけ二人でいたいと
素直な気持ちを受け止めた

人付き合いが下手な僕は
中途半端すぎる優しさで
君を傷つけてしまった
でも君を追い始めたら

突然銃声が響いた
まるで引き金を引かれた
銃弾のように僕は
君の背中を抱きしめていた
そして唇を奪った瞬間
貫かれた君の心の悲しみは
もう姿を消していた


誰よりも失いたくない君を
守ってやりたいと思った

その時銃声が響いた
偽り続けた自分の姿が
銃弾に打ち抜かれた
全ての迷いを断ち切って
君の涙を拭い去った瞬間
貫かれた偽りの固まりは
もう吹き飛んでいた


1997.08.31

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 銃声
公開日 2017/10/30
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 通算64作目です。銃声なんて聞きたくないのです。が、銃で撃たれる夢は結構見てます。夢なのに痛みが生々しくて、リアルでした…
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