|
|
|
踏切
|
作詞 KANEGON |
|
あの日君を見つけた場所
今でも少しも変わらない
ただ変わったと言えば
心境と環境でしょうか
毎朝君は子犬を連れて
この道を歩いていたね
僕も同じ道を朝から
汗まみれで走っていた
君だけだったよね
こんな僕に声をかけて
優しく微笑んでくれたのは
胸の奥から溢れそうな
君への想いが今
遮断機を破ろうとしている
初めてさこんな気持ちは
誰かを好きになるなんて
だから今日だけは
僕から話しかけよう
今日も踏切の向こうには
君の姿が見えている
もう当たり前のように
この場所で二人出会う
でも明日からは会えない
この街を離れてしまうから
二度と会えないかもと
弱気になっていたよ
君は涙押さえて言った
「仕方ないじゃない
あなたの夢なんだから」
いつまでもこのままじゃいけない
夢を叶えたら必ず
君と会える日がやってくる
そう信じ続けるから
君はいつもの場所で
待っていてくれますか
夢を叶える日まで
最後列から見た遮断機の群れは
まるで電車が
波紋を拡げているようでした
僕が戻って来る日まで
僕の元気を送るから
だからそんなに泣かないで
いつでも隣に居るから
1997.08.14
|
|
|