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踏切
作詞 KANEGON
あの日君を見つけた場所
今でも少しも変わらない
ただ変わったと言えば
心境と環境でしょうか

毎朝君は子犬を連れて
この道を歩いていたね
僕も同じ道を朝から
汗まみれで走っていた

君だけだったよね
こんな僕に声をかけて
優しく微笑んでくれたのは

胸の奥から溢れそうな
君への想いが今
遮断機を破ろうとしている
初めてさこんな気持ちは
誰かを好きになるなんて
だから今日だけは
僕から話しかけよう


今日も踏切の向こうには
君の姿が見えている
もう当たり前のように
この場所で二人出会う

でも明日からは会えない
この街を離れてしまうから
二度と会えないかもと
弱気になっていたよ

君は涙押さえて言った
「仕方ないじゃない
あなたの夢なんだから」

いつまでもこのままじゃいけない
夢を叶えたら必ず
君と会える日がやってくる
そう信じ続けるから
君はいつもの場所で
待っていてくれますか
夢を叶える日まで


最後列から見た遮断機の群れは
まるで電車が
波紋を拡げているようでした
僕が戻って来る日まで
僕の元気を送るから
だからそんなに泣かないで
いつでも隣に居るから


1997.08.14

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 踏切
公開日 2017/10/19
ジャンル ポップス
カテゴリ 恋愛
コメント 通算62作目。この詞はラストの小節の一文『最後列から見た遮断機の群れはまるで電車が波紋を拡げているようでした』を先にメモに残してて、そこに後で付け加えて完成したものです。踏切と恋愛を絡めて。
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