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slight sight
作詞 KANEGON
現実はいったい僕に
何を求めているのだろう
これだと思ってみても
答えが返ってこない

僕等は視界をふさがれた
海の中の蟻のように
無気力のままうずくまり
もがき続けている

ねえ
かすかに見えている
その場面でいいのなら
いくらでもあげるのに

僕は政治家とは違う
普通の人間だから
そんな難しい言葉じゃ
頭が痛くなるだけ

僕が持っている物は
ありふれた言葉だけ
それしか書けないから
それが答えだと思う



人は求めすぎるから
大切な物を見失う
知り尽くした人でも
どうにもできない

僕等は束縛の空間で
大画面を見させられた
かすかな視界の方が
いいと知りながら

ほら
鳥が飛んでいる
その写真でいいのなら
今すぐあげられるのに

僕は報道記者とは違う
平凡な一般人だから
そんなでまかせの記事じゃ
信頼を失くすだけ

僕が持っている心は
ほんの少しだけ見える
真実なんだから
それだけでいいと思う


1997.03.22

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル slight sight
公開日 2017/08/18
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 48作目です。直訳すると『微かな視界』です。ちょっと難しくなったかなと思ってますが、『広く浅くより、狭く深く。』みたいなテーマで高校生当時は作ってました。が、今見るとよくわからん…
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