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たまご
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作詞 S.T.rock'n隼 |
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たまごにきたされたヤワなる事実があって
離れない糸引く祈りを静かにだきしめて
殻の中に閉じ込めた秘密 触れたら破裂しそうだ
涙に縛られて二度と憧れたくない
マシンで固められた欲望が 小指を伝って弾ける
不思議になって消えてもいいくらいの
隠された炎の燃え盛り 封じられた約束が
勝手に出てきてしまう 陰謀じゃないけど
たまごにきたされたヤワなる事実があって
不自由な辻褄を 僕に産ませるヒヨコ
離れない糸引く祈りを静かにだきしめて
鼻の穴をすり抜けていく 淡い仄かな記憶の匂い
切札のカードも無効果で無敵で
誰かに踏まれる前の数秒を 息懲らしめ生きる
花火にムダにおどけた七夕の頃
刃向かえはしないくらい 堅い防御の裏
黒の旗が胸で揺れる 白い殻少し動く
たまごにきたされたヤワなる事実を知って
愚かな動揺の中 混沌に暮れている瞳
細胞を切開すると核はまったくなかったよ
永遠の闇を突き破る時…
何かが僕を壊してく
流浪に逆らう鮭の群れ達
しがみついて離れない子供
宇宙の始原につながるあまりに深い事実
時に迷子になってしまうよ
隠された炎の燃え盛り 封じられた約束が
勝手に出てきてしまう 陰謀じゃないけど
たまごにきたされたヤワなる事実があって
不自由な辻褄を 僕に産ませるヒヨコ
離れない糸引く祈りを静かにだきしめて
たまごに鏤められた数兆の遺伝子たち
同じ困難に怯え 逃げている牙を剥きながら
向かい撃つ理由を問うても出ないだけ
たまごにきたされたヤワなる事実があって
不自由な辻褄を 僕に産ませたヒヨコ
トゲが刺さって鳴き声はやがて静かに…
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