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仮面劇祝祭
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作詞 elcid |
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みんな仮面を被って 踊ってる
相手と合わせる為 自分自身を隠す為
まるで仮面劇 真実なんて誰も興味ないみたい
同じステージの上にいるから 当然 同じ痛みを
だけど必死に 他とは違うんだと 証明している人がいた
いい加減に気付けよ その行為こそ みんなと同じ証拠なんだって
本当の自分は いくつもの仮面の中に
混ざってしまった 偽りに溶け込んでいった
きっと もう二度と取り戻せやしない
偽りの仮面でさえ 本物と呼べる世界である以上
ひとり仮面を外して 笑ってた
注目を浴びて ご満悦 今に苦しむさ
仮面を外して生きることは そういう事だから
同じライトを浴びてるのなら 当然 同じ安らぎを
だけど必死に 言葉に成らないと 訴え続けてる人もいた
大丈夫だよ 言葉なんていらない 沈黙にまさる訴えはないんだよ
本当の自分なんて 元々 居ないこと
分かっていたんだ 偽りだらけの舞台の上で
ずっと 踊りつづけるよ 失わない為に
偽りの仮面でさえ 大切に思える自分がいる以上
そういえば 偽りの仮面が作り物でも 本当の自分だって 作り物だったね
偽物と本物の枠を付けてるのは 僕でしかない 僕が主役の仮面劇
祝祭を始めよう 「祝えることなどない」 そう民衆はこぼしてる
けど この世界の裏側に在るんだよ たった一つだけ…
偽物の自分なんて 本当は居ないこと
分かってたんだ この舞台に立つまえから
だけど 認めたくなかった 汚い自分を
自分の一部だってこと 誰にも気付かれたくなくて
本当の自分は いくつもの仮面の中に
詰まっていたんだ このライトを浴びている
どれもが 本物の僕なんだ 変わらない
本当の素顔でさえ 偽物と呼べる世界である以上
だから踊りつづけよう 忘れない為に
偽りがあるという事は 本物があるという事だから
その為に 今夜も月は照らしてくれる 夜更けの仮面劇祝祭
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