|
|
|
会いに行っても
|
作詞 颯 |
|
「私を殺しなさい」
最後に言ったのはこの一言だった
私に逆らえないキミは 私を殺すために手を伸ばしたね
出来なかった 震える手が首から離れて
死んだのはキミだった 私の傍にいたキミだった
命令する人とされる人
そんな関係なんか壊したくて
命なんか失ってもいい 夢の中に生きることになっても
キミの中で 永遠を生きていけるから
なのに 死んだのはキミだった 永遠に失ってしまった
あれからずっと ごめんねばかりを呟いてる
大好きだったの 愛してたの 本当は
言えなくて言葉にできなくて
キミはまた笑うのかな ううんきっと泣く
「あなたは本当にバカだ」って泣くんだろう
キミに愛されたかっただけだったのに
ありがとうとごめんねを
長い時間失ってしまってた
キミはごめんばかり 私達をどんどん蝕んで行って
ありがとうって 言ってあげられたら
きっと笑ってくれたよね ありがとうって笑って
あれからずっと ありがとうを伝えたくて
大好きだった たった一人 愛しくて
ありがとうさえ言えないほど
キミは笑ってくれるでしょ? きっと笑って
「あなたは本当にバカだ」って笑うんだろう
抱きしめてくれるんだろう だから
今はまだ言えなくて ごめんねばかりが口を突く
だけどね 春の風が吹き始めた私の元に
キミの香りが届いた今年こそは
ありがとうを持っていくから
会いに行っても良いかな キミに会いに
笑ってくれるだけで それだけでいい ねぇ
あれからずっと 愛してるを抱きしめて
大好きだった たった一人の あなたのこと
ありがとうも愛してるも
全部キミにあげるから 笑ってくれる?
「あなたは本当にバカだ」って 今更だけど
ちゃんとキミに伝えたいから
ちゃんとキミに ありがとうを
|
|
|