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帰り道
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作詞 颯 |
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遠ざかる景色を横目に
壁に頭を預けて眠りについた
目を開けた時にはきっと
帰りたかった場所だから
こんな所で終わりたくない
吐き捨てて飛び出した田舎町
噂好きの近所のおばちゃんも
大嫌いだった、永遠に続く緑の街並みも
悲しそうに「私はここに残る」
微笑んだキミの顔が蘇って目を瞑る
本当は「一緒に来い」って言えば良かっただけなのに
自分の弱さ見たくなくて
キミの温もりを忘れようとしたけど
これから帰るよ キミの傍に帰る
何一つお土産も買えなかったけど
キミが笑ってくれるような話だけは
いっぱい仕入れて来たからさ
だからどうか 今帰るから
お帰りって、笑って
辿り着いたのは「夜も眠らぬ街」
夜空に光る人工の明かりが眩しくて
本当に「大切なもの」無くしてく日々の中にあって
自分の弱さ思い知った
キミがいないだけで、こんなにも
これから帰るよ キミの傍に帰る
大切なものたった一つ見つけたから
あの日言えなかった言葉を持って
キミに会いに帰るからさ
だからどうか 昔の様に
お帰りって、笑って
これから帰るよ キミの傍に帰る
傍にいたかったのは自分だったなんて
単純な想いを両手にいっぱい抱えて
全部伝えるまで離れないから
だからどうか いつもの様に
お帰りって、笑って
電車は止まらずに走ってく
ゆっくりあの日に近づいてく道のり
目を開けた時にはきっと
帰りたかった場所だから
キミが笑う場所だから
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