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サクラ−キミの名前−
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作詞 颯 |
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毎朝同じ廊下 遠くで響く部活の音
笑いながら通り抜ける いつものキミ
キミを初めて見たのは桜の季節
初めての制服 慣れないネクタイ
ピカピカの靴に 虚勢を張ったブレザーで
新しい門をくぐり抜けた
ヒラヒラと舞う桜が綺麗で
この日を覚えておこうと思った僕の目に
優しく笑うキミが映った昼下がり
まだキミの名前も知らなくて
制服は適当に着崩して 新しい教室にも慣れた
友達は出来たし 遊ぶ女にも困らない
特定のカノジョなんか作らないけど
毎日は楽しければそれでいい なんてさ
本当は勇気がないだけなんだ ずっと、2年も
キミの名前はもう知ってるのに
明るく笑うキミの声が
いつもの放課後を鮮やかにする それだけで
心臓が飛び出る程嬉しくなるんだ
キミの名前を呼びたくなるほど
桜はいつの間にか花を落として 季節は2度も回ったのに
いつまでもこのまま キミの名前1つ呼べない
本気でキミが好きなんだけど、なんて
マジに伝えたら変わるかな 好きだって
本当は片思いし続けてる ずっと、2年も
キミの名前1つで笑えるほど
キミに見て欲しくて バカばっかりやってさ
適当な女連れて歩いてみたりしてさ
本当にバカだよな 笑っちまうよ
たった1言、キミの名前3文字
それさえも言えないくせに 笑っちまうよな
なぁ、サクラ・・・
キミと出会ったあの桜の日から もう2年もたったのに
好きって言葉の1つ 真剣には言えなくて
話しかけることもできない、なんて
あの日みたいに笑って欲しい ねぇサクラ
本当は片思いし続けてる キミに2年も
ずっと、名前も呼べないくらい
本当に好きだから 笑っちまうくらい好きだから
明日こそは名前を呼ぶよ 大切な名前を
なぁ、サクラ・・・
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