|
|
|
ただいまのある場所
|
作詞 颯 |
|
泣きながら帰った日もあった
傷だらけの身体を引きずりながら
鼻をすすり 泥だらけの私
迎えてくれたのは いつだってあなただった
家の灯りが灯っていることを
当然だと思っていた あの幼い日
ただいまと言えば おかえりと返ってくる
それがどんなに幸せか今なら分かるよ
疲れた身体を引きずって 帰る部屋は寒々しくて
暗い部屋に人工の温かさを足して
1人毛布に包まってみるけれど
やっぱり瞳に浮かぶのは ねぇお母さん
やっぱりあなたなんだよ
男の子とケンカで勝ったよと
笑いながら帰った日もあったよね
擦り剥いた顔 泥だらけの服
怒りながら笑った あなたを思い出すんだ
たった一人で帰る部屋は 寂しくてどこか悲しくなる
箱の中からの声に笑ってみるけど
余計に1人だって思い知るんだ
やっぱり会いたくなったよ ねぇお母さん
あなたに会いたくて
好き勝手ばかりやって 勝手に飛び出した私
悲しそうな瞳でそれを見送って
わがままな私を それでも見守ってくれる
あぁ、そうだった あなたはいつだって
おかえりを伝えてくれる 暖かい光だったんだ
ただいまと笑って帰る 家にはいつもあなたがいて
お疲れ様って優しく笑ってくれるから
今日は私からあなたに伝える
心からの感謝の気持ち ねぇお母さん
本当にありがとう
いい娘じゃないかもしれないけど
私はあなたが大好きだから
ありがとう ねぇお母さん
|
|
|