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暗夜行路
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作詞 羽楽音 |
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真夜中も2時を過ぎれば この世界に一人きり
ノイズ混じりのFM波 網戸の中に響いてた
下らない笑い掻き消けした 突然の雨とフラッシュ
灰紫の雷鳴が 嬉しそうに世界を濡らす
スタンドの光を消して
汗臭いTシャツを脱いで ベランダに出た
将来も 全部流れてしまえと思った
間もなく雨はすぐ止んで
カエルと虫と救急車
世界はもう生きものだらけ
僕なんて必要ないかも
いますぐ時間が止まって
人間の皮なんて脱いで あの家の裏
暗闇に いっそ紛れてしまえばいいんだ
眠れぬ夜は騒がしく
聞こえる歌は命の唄
世界はもう生きものだらけ
「生きる」ってなんなんだろうな
気付けば空の色変わり スズメとカラスが鳴いてた
ノイズだらけのFM波 網戸の中に響いてた
新聞配達のバイク 儀式のように家を巡り
雨上がりの晴れた空 ニワトリの声 目覚まし時計
カーテンの光が揺れて
ちゃんとした服に着替えて 歯磨きもした
朝食も すごく久しぶりに食べてみた
天気予報は言ったけど
傘を持たずに自転車で行く
蝉が鳴きだす頃に僕は
唄いたい気分になってた
自由に生きてみればいいよね
自分のために生きてみようね
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ABSC SC ABSC C’
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