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動物園
作詞 青葉巽
草むらの僕達は鼻が効く
何十倍も鼻が効く
姿よりも大事なコト、モノだったりする

けれど 草むらの外で僕等を追う
ヒトにとっての肝心は色と模様さ
立ち過ぎた耳の形などさ

それを 覚え始めたんだよ
それは ヒトに笑い掛けられたときに
それを 忘れてよくなったんだよ
それが 忘れたところでよくなったんだよ

仲間の臭いなど嗅ぎ慣れて 臭いとしてはもう居ないのか
仲間などもう居なくなったのかの もう どちらかで

縄張りという場所
まさに場所だけが
ここにあるよ

確かに部外者は立ち入らない
立ち入るとしたら餌をくれる
ああ 折角の鼻が また

僕達がひとりひとりの鼻にかけてみる時
僕達が人々の鼻に掛けられていた

檻に囲まれて
隣の者は 嬉しいのかい?
人々よ 嬉しいかい?
動物園
だてに植え込まれた 草むらと岩の周りで

天敵などが居なくて
私は 有意義かい?
お前達が 敵なのかい?
動物園
一日の始まりが 太陽ではなく入場門がうごめく時

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 動物園
公開日 2009/12/31
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 人権
コメント 野生の動物達が持つ権限を書いた歌です。「愛せるだろうか」という詞に続いて、私なりの“動物観”を意識的に表現しました。
この作品の裏を読むことで、「人権」という部類分けに少なからず見合うものが浮かび上がってくる筈です。
青葉巽さんの情報













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