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てのひら
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作詞 RIN. |
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わたしはわたしとして
いきていいですか
なきたいときに
ないてもいいですか
ひとつずつおとなにちかづくたびに
うたがうこと、
つよがることをしり
ひとつずつこどもからとおざかるたび
きもちがわからなくなってきた
どうしてひとというものは
じぶんのためだけになくことを
「よわさ」や「はじ」だというのですか
すきだよとだれかにいわれても
これじゃ、こころ、かぎがあかない
たすけて、さわらないで
かさねてきたものやつみあげたもの
むりにわらうことにもなれました
からまってしまったじゆううばういと
たちきるはさみはどこにありますか
だれかがのぞんでいたから
わたしは「わたし」をつくりました
すこしずつくるしくなったのに
きづかないふりをして
もういっそこころもこきゅうもとめて
ゆきみたいにきれいにきえたい
そんなことねがうよるも
ふりきるあさも
ほんとうはのぞんでいる
てのひら
わたしが「わたし」じゃなくてもいいですか
あいしてそばにいてくれますか
もういちどだれかをしんじてもいいですか
そのとき、すこしないてもいいですか
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