|
|
|
ベンチ
|
作詞 迷子の猫 |
|
久しぶりに走って少し疲れたなぁ。
何か飲もうか。そういって、コーヒーをのんだ。
そこにあるベンチに座ろうか。
座ってふと思ったよ。何故こんなにも
世界は普通なのだろうか?
普通じゃないかもしれない。
けど、ボクにとってみれば普通だよ。
なんでこんなこと考えてるんだろう?
バカらしくなって、考えるのをやめたよ。
コーヒーを少し飲んで
ボクは何も考えずにただ周りを見ている。
こんなボクを誰が責められるだろう?
なんでこんな事を考えるのだろう?
どうかしちゃったのかなぁ?
考えたって意味が無いのは知っているのに。
ベンチに座ってどのくらいたつだろう?
そろそろ他のところに行こうかな。考えたよ。
ボクは何故、走っていたんだろう?何故?
考えても意味が無い。
ベンチを去って、誰もいないところに
そう思って人のいない場所へ行ったよ。
人のいない場所で考えたよ。
何故、生きているのだろう?
空っぽの缶を捨てて
考えてみたよ。ボクが生きている理由。
なんでボクはこんな事考えてるの?
それはきっとボクが生きているから。
生きるって何?
さっきのベンチが恋しくなったよ。
ベンチに座ったって.......
こんな事考えてる自分が変だな。
ベンチに再び座って。考えもせず。
ただ、座っている。
ベンチなんてどうでもいいと思ってたけど
ここにいればボクは生きてる理由を見出せる。
ふと気づいて、時計を見た。
そろそろ家に帰るかな。
人事だと思ってたんだ。
色んなことを。最初で最後の人生
ベンチに座って、考えるのはやめるよ。
考えたって意味が無いから。
コーヒーを少し飲んで
ボクは何も考えずにただ周りを見ている。
こんなボクを誰が責められるだろう?
なんでこんな事を考えるのだろう?
どうかしちゃったのかなぁ?
考えたって意味が無いのは知っているのに。
|
|
|