|
|
|
今日が響く
|
作詞 あくる |
|
夜を今塗り替えた
白く白くただ白くと
強く念じていたから
朝へと変わった
目を開いたこの先に
光る確かな現実は
声になって彼方の君へ捧ぐ
そうしてまた
歩き出して 裏切って 泣いて
どうにかまた
歩き出して 信じて 笑い出す
僕が枯れるまで 渇ききったここに
自分だけの水を与えよう
君が迷うなら 下手くそな歌で
欠落の地図を聞かせよう
冬を今あたためた
暑く暑くただ熱くと
強く信じていたから
夏へと変わった
耳すまして聞き取って
触れた確かな心音は
音紡いでいつかの君へ捧ぐ
そうしてまた
躓いて 怪我して 泣いて
いつかはまた
立ち上がって 笑って 走り出す
僕が死ぬ日まで 壊れきった今日に
自分だけの言葉を残そう
君が殺すなら 絶え絶えの歌で
反逆の地図を聞かせよう
包んだ箱に飾りなどないけれど
それぞれ聞いた その歌を 今日に贈ろう
そうしてまた
声をなくし 絶望に 着いて
誰かがまた
唄う声に 気付いて 笑い出す 唄い出す
僕ら死ぬ日まで 渇ききった今日に
それぞれの言葉を贈ろう
君ら殺すなら 精一杯の歌で
それぞれの地図を聞かせよう
今日が唄い出す
今日が響き出す
|
|
|