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作詞 少年アリス |
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トイレットペーパーが トイレットペーパーが僕を放してくれない
ミイラごっこをしていたら床にぶちまけてしまったの
一ロール無駄にして御免
くだんないから さっさと片付け
厭世ばかりでほとほと疲れた 似た者同士でいがみ合ってる
最近 不思議ちゃんしか居ない 数が洪水張りの不思議って何
白く長い紙切れを纏い 僕は依然 横になってる
性犯罪の被害者みたいに ずっと遠くを 光を追って
「理性が散らかし 戻った本音が片付ける」って
一体どいつの言葉だっけ 舌に貼り付くペーパーが甘い
そうだな
誰かが「戻って」と言ったんだ こちとら出掛けたつもりも無いのに
馬鹿らしいから辞めにしようぜ 俺の声が聞こえるか
どうして僕を謎呼ばわりする
僕はそんなの詰まらない
そうだろう
そうだ
お前か
僕だよ
絡まったトイレットペーパーに点火するのを仮定して
第一に髪の燃える実害を考える内は 只の人間に過ぎないだろう
やりもしないリストカットの為 薬局で買い占めた剃刀の束に
ライターを寄せて火花を鳴らした
緑色が美しかった
塵取りで残骸を集めている君 僕の「おかえり」が聞こえるか
トイレットペーパーが時と共に朽ちる経過を
ビデオカメラに収めよう 二人一組になって下さい
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