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習作-
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作詞 少年アリス |
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ノナカさんも寂しかったの
卒業していく生徒の波を離れて見ていたね
けれど君はもう街を歩いてる
僕には未だ実感が無い
「高校、最後まで通えば良かった」
貴方も言った 怖れも浮かべず
だって街を歩けるのだから
僕には未だ感覚が無い
さらさらの霜を含んだ 薄っちい空気に囲まれ
嘗ての朝焼けを迎えたいんだ
仕舞い込んだ瞳の果てに 仲間と暮らした草原が欲しい
ねえ、ノナカさん
無意味を疑わなかったのにさ
あの時間を振り返る度 僕は喜びさえ想うんだよ
作り物にも匂いがあった 本当に彼らを愛していたって
だから時間は死んでいないよ 今の僕には誰も居ないが
街を歩いて目が醒めゆけば きっと きっと思い出せる
有難う
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