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習作
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作詞 少年アリス |
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俺は未だ分かり切っていない 思い知っていないんだ
本当は打ちのめされるべき―
もう行かなくちゃならない
進んでいく事で当たり前となってしまう
予想は完璧さ
大人の被り物をして歩く
アダルト・チルドレンを売りにして
気付けば 哀しいと溢している
癖でしかない
伴っていない 痛みが失われつつある
「向き合え 忘れるな」
誰もそうは言っていない 自分自身ですら
見栄を張って笑い飛ばす 子供とばれたら殺されるから
ぼんやりとした国だ でも殺意が立ち込めている
足が溶ける夢を繰り返し繰り返し
歯の全て抜けた感じを毎夜
学校で演じ通す映像 巻き戻しては再生される
発狂する
俺の正体は だから
だから
舞台から観客席へ身を乗り出し マイクを用いず歌ったけれど
一人にだって悟られなかった
夢の中の俺が その内の僅かでも振り返らせるようになったら。
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