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羽根
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作詞 少年アリス |
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お前と遊べるとしたら
夏空を背に
発泡スチロールで出来た
飛行機を飛ばし合いたい
見てよ ほら
風を借りたら あんなに遠く
楽に捨てられる玩具だけれど
哀しくなるくらい 遠く
まだ
まだ 遊べるのに
大人になって ゴミにしたもの
手前で選んで とっておくもの
お前は
俺を覚えて 進むと言った
それなら
あの茜雲を知ってるか
昼休みの天気雨は
樹の上で過ごす快さ
石灰石でさらさらの手
それでもぬめる手の温度
俺達は一度だって遊んだことがない
そんなことも忘れて お前
俺の何を連れて行ったの
握り潰したソフトグライダー
俺は飛行機がしたかった
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