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忘れてはならない人
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作詞 少年アリス |
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彼は煙草を吸わないし 酒だって身体に悪いと控えている
少しばかり鼻声で 見た目には魅力が低いかも
けれども彼は とても特別
「僕にはこれ一つあれば良いんだ」
「やたらと差別に気が触れるのは
自分自身 不自由さに弄ばれているからさ
神経質な思い遣りならほっぽり投げてしまいなよ
いくらか窮屈せずに済むよ」
腹の虫とも会話を楽しみ 彼は行く 細い裏道を
どうか 穴だらけのさもしい服で 風邪を引きませんように
非難と罵倒とで溢れ返った人の波
只 去っていく彼の背に 一人の女性が祈りを捧げた
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