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叫び声
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作詞 狼少年 |
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ある時
君が言った、
「今なんか聞こえた?すごくね、苦しそうな声だったの。」
涙すら枯れたような声。叫び声。
叫び声の持ち主は必死で助けを求めてる。
ハート型していた胸の中のものは
今はもう原型を留めてないらしい。
僕はその壊れた心の持ち主を探しにいったよ。
辿る道には、
ところどころに涙が染みていた。
どんなに探しても見つからなかった。
それでも僕の耳から叫び声は離れない
近くにいるはずなのに。見えない。
今日を迎えた昨日が、何か言ってる。
「昨日君の近くにいたんだよ、持ち主は。」
どこ?
まさか、君?
隣にいた、忘れていた。
僕が探している間、君は何を思っただろう。
君が小さく微笑んで、それから身を崩した。
君が泣きたいはずなのに、僕が涙を溢れさせてる。
「二人で、泣こうか。」
そういって僕は
苦しそうに笑う君をみて抱きしめた。
ハート型だった心
今は何も残っていない
君を見つけたはずなのに
叫び声は未だ絶えない。
それでも抱きしめ続けるから。
君が叫ぶのをやめるまで。
耳が壊れても僕は叫び声を聞き続けるから。
どうか一人で
泣かないで。
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