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桜
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作詞 玖ル |
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桜舞い散る春の唄
盲目的思考は留まる事を知らず
叙情的感情は溢れ溶けて溶けて、散る。
不動の私は今宵も空を睨み上げる。
最愛の貴方の幻を想う。
所詮は叶わぬ恋、言葉ですら、通じないのですから。
あとどれだけ、貴方を愛せばよいの?
桜の私に、誰か、教えてください。
人類の貴方へ―\―\醜いだけの愛情。欲望。
春には散っていくのです。
「お慕いしております、ずっと、ずっと、永久に、」
あとどれだけ、貴方のそばにいられますか?
桜の私に、誰か、教えてください。
人類は何時か消え、私だけが残る日が来る。
ならばいっそ、早く、散らせて。
貴方が消えても、私が散っても、
春は来る。
桜舞い散る春の唄。
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