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暗闇の光
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作詞 狼少年 |
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コンクリートにはさまれた 薄暗く淀む路地裏
静かに笑う僕がいる
人を抱きしめては 思う
温もりに隠れた 冷たさ
誰も気付くわけ無いだろうな
笑って 近づいて
手を差し伸べる
君は傷つきすぎた
心に巻いた 血に滲んだ包帯
もう強くなる時間だ
立ち止まってはいられない
こんなに簡単な言葉 誰だって言えるのに
コンクリートにはさまれて ビルの隙間のタンポポ
誰かここから明るい場所へ
香る花園を見て 思う
花も暗闇では 光れない
僕も闇に吸い込まれた影なんだろうな
笑えず 涙拭いて
手を差し伸べた
だけどそれは君だった
僕は傷つきすぎた
体からはずれることのない 鎖と手錠
もう気付かれた 僕の心の氷
君だけ先に行ってくれ
本当は助けて欲しくても 格好つけた言葉だけ選ぶ
コンクリートの中に笑顔を見つけた
体の鎖はいつの間に錆びていた
君への勇気掴んで行くよ
どんな先に歩んでいても
時計を見れば 午前1時
月と競えば あの街まですぐだ
そう呟いて 裸足でかけて
朝焼けに目を覆えば 君に追いついた
心を切った凶器はもう捨てられた
Dark made me progress…
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