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サクラのつぼみ−0319−卒業
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作詞 日向空 |
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サクラのつぼみが芽吹く頃
僕らはこの校舎を旅立つ
たくさんの思い出を掲げて
僕らは未来へと進んでゆく
3年前 ランドセルと校帽にさよならして
3年間 着くずした制服とボロボロの上履き履いたよ
新しい友達 新しい先生
新しい勉強 新しい場所
ここで過ごした日々はあっというまで
切なくなってしまうまえに もう終わるの
サクラのつぼみが芽吹く頃
僕らはこの校舎に背を向け歩き出す
最後の校歌を歌ったあとに
気づくんだ 二度と訪れない日々が
大切だったこと
友達と何度も衝突して 泣いて泣いてそのあと笑った
恋人と何度も喧嘩して 怒って怒ってそのたび泣いた
広い校庭 長く続く廊下
風舞う教室 ボールの音が響く体育館
みんなの声 みんなの笑顔
忘れたりしないよ
サクラの花が咲き乱れる頃
僕らは別々の道にいる
教室の窓から空見上げて
思うんだ 一度でいい昨日に
戻れたらなぁ
君との友情 きっと壊れたりしないよ きっときっと
あなたと過ごした甘い時間 ずっと忘れないよ ずっとずっと
あたし あたし この学校で 本当によかった 絶対によかった
ありがとう ありがとう
君もあなたもアイツもあの娘も みんな 大好きだよ。
夕焼け放課後 星を見た生徒会室
こだまする音楽室 楽しかった昼休み
思い出すときりがない 春 夏 秋 冬
そう 毎日みんなと歩んできたんだね
サクラのつぼみが芽吹く頃
僕らはいよいよ「またねっ」と言おう
わが友よ これは「さよなら」じゃない
いつか会えるから 指きりげんまん!
サクラの花が咲き乱れる頃
僕らはそれぞれの未来にいる
わが母校よ 育ててくれてありがとう
あたしはこんなに大きくなりました
よみがえる3年間
卒業 なんか変な言葉だな
涙あふれて止まらないや
卒業 なんか不思議な言葉だな
心の奥が苦しくなってしまう
それでも明日に向かうんだ
春の風が背中押してくれるから
止まらない涙を吹いて 花びらにして
蒼い空へ飛ばそう
いつか会えるから きっと会えるから
そのときまで
「またねっ」
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