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いろはもみじ
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作詞 風璃蝶和 |
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不揃いの紅葉 枯れ葉ゆらり
流れる季節を堪え忍ぶ
この想いとは儚く淡い
紅く染まるのは君の頬
照れ隠しに もみじの唄
歌いながら歩く道を
恥じらい合う少年少女
この夢が覚めるまでは
鮮やかに彩って
調和を奏でる
紅蓮の帳
僕らを染めては落ちていく
訪れも知らぬまま
いろはもみじ 世を染め上げて
その彩りは飛花落葉
木漏れ日に舞う可憐な姿
燃える 一葉の梦
寂しいときは僕に会いに来て
靡く風に誘われて探そう
この世に君がいなくとも
どこか、出逢える場所へ...
不揃いの紅葉 枯れ葉ひらり
一つ一つ、言葉を託しながら
落ちゆく先すら選べず今日も
紅く染まるのは日暮れの焔
秋のほころび もみじの唄
並ぶ二つの影が揺れる
赤、黄、緑の幻想銘銘
果てしなく飛翔しては
実りの秋 君との恋
それは それは 運命の定め
消える灯 ほてる真紅の
羽を広げて踊り給う
行楽日和ならかかせない
落ち葉踏み、紅葉狩り、夢々に
いろはもみじ 世に舞い降りて
あの静寂は そう、桐一葉
戻れない日々を蝕むばかり
燈る 一葉の梦
悲しいことも辛いことも全て
きっと、望んだ幸せの種で
心の傷は癒えなくとも
君の支えとなりたい...
今じゃ、とっくに遠い昔噺だけれど
記憶の隅にはいつも目に見えて
色鮮やかな紅い姿
燃えさかる火炎のよう...
いろはもみじ 世を染め上げて
その彩りは飛花落葉
木漏れ日に舞う可憐な姿
散りゆく 一葉の梦
寂しいときは僕に会いに来て
靡く風に誘われて探そう
この世に君がいなくとも
どこか、出逢える場所へ...
そして、そばにいるから...
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