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記憶の螺旋
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作詞 Saku.K |
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階段をずっと下りていると 地球の裏まで突き抜けそうな
そんな錯覚に陥って 思わず下を向いた
これは焦燥感? それとも疲弊? 多分どちらでもない
「焦るな、迷うな、振り返るな」なんて
今の僕には出来そうもない
記憶の奥に まだ見えない風景があるんだ
掴みたいと思った時 それは追憶だと気付くのに
怪談話に付き合ってて 不意に現実を思い出したとき
恐怖心に支配された これは正夢なのか?
「まだ消えないでほしい」 そんな願いと 「消えろ!」そんな思いが
交錯して 頭の中が壊れる
むしろ僕の方が消えるべき?
記憶の隅に ただそっと置いておきたいだけだ
そんな言い訳と僕等は いつも斜向かいと気付くのに
幻影と幻聴を振り払って
また明日へと歩き出す毎日と
鋭い眼光に隠された決意
混ざり合い新たな物が生まれたの
記憶の中に 足手纏いな奴が絡み付く
そんな言い訳は絶対 通用しないと知ってるのに
記憶の隅に ただそっと置いておきたいだけだ
それがいつの日か僕等の 生きる力になると信じて…
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