CDとノート、君
作詞 こがたけん
まだ馴染まないアルバムCD BGMに 徐ろにペンを取る
格好つけた言葉とか 温めてる物語とか 歌詞とか
走り書きしたくて
メロディに集中しちゃって 白紙が滲む
絵なんか落書きしちゃって アップテンポじゃ
頭の中のファンタジー けどどこにでもあるリアリティ
いつか君に
幾千年をかける夢 小さくて大きな少年の恋
読んでほしい
主人公の名言も キザなアイツの葛藤も 僕のイマジネーション
聴き覚えのあるメロディに 思い出が引っ張られて ペンが動く
自信の無い筆跡は 君に見せる勇気は無いまま
ラブレターになる
ああこの歌詞は そのまま ほら君の気配
あぁこの歌詞は このまま 君へ伝えたい
君に恋しちゃったし でも照れくさくて言えないし
このノートも
青年時代の罪 いつか結ばれて歳を取ったら
見てもいいよ
主人公とヒロインみたいに行こう? 最高のコンビネーション
歌詞に出てくる「僕」と「君」みたいに 一緒に
いつか書きおこしたいストーリーみたいに 旅しよう
曲の変わり目のワクワクと サビが流れ込むあの感動求めて
言葉はうまくまとまらない 書き殴っても終わらない
そうだ
僕の心をくすぐる このアルバムCD 君にも
聴いてほしい
そこから始まる物語 ペンとノート抱えて綴っていこう
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