くしゃくしゃの前髪　乱れきった学ラン
こんな俺の事をお前は　惚れてくれるかは　正直不安だけど
この思いは　片思いで終らせたくない
俺が誰かを好きになるのも　お前が初めてだから

全身　ビビビ　運命的なの感じてる
火傷しそうな程熱いお茶を流し込むみたいに

嗚呼　落ち込んだ時にはよく見る綺麗な夕陽を
いつかお前と二人きりで見れる事を　夢見てる

手始めにラブレター　文才なんか無いけど
ありのままの思い　飾らずに　書き殴ればいいんだろう
そう思ってたけど　言葉が何も見つからない
思いを告げる事の難しさを初めて思い知った

疲れ果てた　もう挫折しそうだけど
それでも　お前の為　もう少し　粘ってやってみるよ

嗚呼　下手になっちゃったけど　思いはぶつけて書いたつもり
俺なりにカナリ頑張ったから　きっと届くと思う

俺やっぱ馬鹿だね　俺だって分かるのが
あまりにも恥ずかしかったから　名前の所に　「byK・T」って

だけど　お前　直ぐに気づいたね　俺が書いたって事
そりゃそうだよな　こんなに分かりやすい表情も無いよな

でも　良かったよ　お前が笑顔で　「喜んで」　言ってくれて
こんな馬鹿な俺でいいのか？じゃあ　あの綺麗な夕陽を見に行こう

お前は俺が初めて惚れた人だから
馬鹿な脳みそ　フル回転して　思いを綴った初めての人だから
だから二度とお前を傷つけるような事はしたくない
これから死ぬまで一緒に二人で歩いていきたい