覚めかけた夢をまた探して
そっと歩き出す
世界が僕を拒んだんじゃない
僕が世界を拒んだんだ

揺らぐ鼓動が消えかけても
重なる誓いは消せない
掴んでくれた手を離しはしないさ
あなたの中の景色を見せて

代償無きその罪が
赦される筈もなく
惑星間で泣きじゃくるボク
彷徨う思念を絡め取るのは
キミしかいない
不死なる三日月に祈りを捧げよう


死にかけた言葉をすぐに焼いて
右手を差し出す
恐怖が嘘を造ったんじゃない
嘘が恐怖を造ったんだ

眩む視界が開きかけても
光の向こうは分からない
照らしてくれた足下には後悔が

比類無きその傷が
癒されることも無く
罪悪感で満たされるボク
狂える悲哀を抱きしめるのは
キミしかいない
滲んだ感覚に自我を捧げよう

呼吸のたびに這いずる痛みが言う
「宙に浮くような覚悟は捨てろ
その手で握り潰したのは
お前自身だろう？」

代償無きその罪が
赦される筈もなく
惑星間で泣きじゃくるボク
彷徨う思念を絡め取るのは
キミしかいない
不死なる三日月に祈りを捧げよう

笑う道化師
狂う歯車
寄り添う誰か
暗転の瞬間垣間見えたのは
それだけだった