歩いてた足を止めて
後ろを振り返り君を見る
君は不安げに泣きそうな顔でうつむく

きっと気づいてるんだろ？
僕が言うサヨナラの言葉
溜めてた涙がこぼれそうで

ごめんね、今までありがとう

もう、僕はその涙を拭ってあげれないから
でも、悔しくて手のひらを強く握る
今すぐ抱きしめたいけど…

弱虫な僕を愛してくれた君に
お別れをつぶやくんだ


君は僕の目を見つめて
「ありがとう」と言った
その言葉は「さよなら」より僕には残酷で

きっと僕が弱虫だから
歩いていく君の後ろ姿
追いかけたい、でも、でも

ごめんね、弱虫な僕で

もう、会うことはないかもしれないけれど
でも、君の全部が強く残っているんだ
今すぐでも追いかけたい…

弱虫な僕を愛してくれた君に
小さくつぶやくんだ