雨降りの放課後 君と濡れながら駅に向かう 二人並んで入るけれど 顔を見ようとはしない 見てしまうのが怖いから お前が泣いているのを 雨の音にかくされて 涙の音は消えいった 近くにいるのに とても遠く感じてしまう あなたはいるのだろうか 実はいないのかもしれない それくらい絆は儚くて 脆かった 消え入った涙は 雨に流されていく 思い出とともに