狂わされた国の中に
平和のカギはすぐそこだが
恐怖が奥へ隠してった

目をそらすのはもうやめて
矛先をずらすのはもうやめて

「世界は病んでる」
綺麗鮮やかじゃない
あの叫びはどこかに届くのかな

いつも夢の中のぼくは
遠くの彼といつもそこで
世界へ何か送っていた

目をそらすのはもうやめて
現実を変えるのはもうやめて

「世界は病んでる」
綺麗鮮やかじゃない
あの叫びはどこかに届くのかな


世界が已んだ
被害妄想じゃなかった
あの叫びはどこにも届かなかった

世界が已んだ
ただの警告じゃなかった
彼の声はぼくへは届かなかった

世界が已んだ
綺麗鮮やかじゃない
ぼくの声は現実にならなかった


そこに愛や怒りはなく
壊れた惑星が「在る」だけで
忘れられた人の想いは
何も求めず浮遊するだけで
世界を悔やみ
自分を恨み
そして
世界を望んだ
ただただ望んだ
そして

「世界は病んでる」
綺麗鮮やかじゃない
彼の言葉をぼくは叫び続けるよ