|
|
|
追想メモリ
|
作詞 ポネティ |
|
どうしても 読み取れない形式の メモリーが入ってた
きっとこれは未来から来た手紙なのだろう
パソコンオタクの僕でさえ 解読できない
メモリーの文字は 現在と変わっていないというのに
何年も 何年も 解読しようと 頑張ってみたけれど
正解は終わりを待ってくれずに 時代は移った
追想メモリ 僕が大人になったら きっと読めると思ってた
誰かから宛てられた この暗号を
追想メモリ 時間がなかった もっと近付きたかった
未来に宛てようにも今はそんな機械ないんだよ
どうしたら 読み取れないままずっと 放置されたまま年は過ぎた
ふと見つけた何十代目かの僕が
パソコン音痴の僕だが その媒体には
見覚えがあったらしく メモリ内容を開いていた
何年も 何年も 放置され 時間がかかった
ファイルの開口に ぼくはただわくわくしていた
追想メモリ 僕がおおきくなったら きっと読めるよね
物事が理解できるようになったら
追想メモリ 開けた文字は知ってたけど やっぱりぼくにはわからなかった
もう少し時間経ったらもう一度
そのまま忘れられて そのまた何十代目かの僕が見つけた
開いたファイルは少しバグって居たが文字は読めた
追想メモリ 書き込まれていた文章に
僕は呆れて すぐにそのデータを消した
きっとその僕は知らない 何千年も前の僕がそれを懸命に解読していた事を
何前後の僕には価値もない その言葉を
「元気ですか 過去の僕」 そんな単純な一言を
|
|
|