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迷奏羇旅歌(めいそうきりょか)
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作詞 時の放狼者 |
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朝焼けに浮かぶ
ほのかに浮かぶ空には
誰の願いが
届いているのだろう
照らされた霜(しも)は
草木を輝かせては
涙のごとくに
地に落ちて消えた
杯の聖水は
水面に何も映しはせずに
仲間を失った狼のように
ただ迷い込んでいくだけなのでしょう
何も知らぬまま歩き出す
不安定な地面踏み出そうとも
フラついても 果てが見えなくとも
進むしかない
目指す場所まで
暁に消える
黄昏の浮雲には
誰の願いが
裏切られたのだろう
闇に光る
星たちには
世界の何が映されてるのか
この惑星(ほし)の深い傷跡を
まじまじと見つめているのだろうか
雲の切れ間に覗く月
苦し紛れに道を照らそうとするよ
深い森を抜け出せなくとも
止まれはしない
行き着く場所まで
何も知らぬまま歩き出す
不安定な地面踏んでいこうとも
フラついても 果てが見えなくとも
進むしかない 未来へ・・・
深い森を抜け出せなくとも
止まれはしない さあ行こう・・・
止まれはしない
行き着く場所まで
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