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door's knock〜BLACK BLOOD〜
作詞 蘇季
ゆっくりと流れ行く時間に
戸惑いながらも一人此処に居た。
「何かあったならちゃんと言いなさい」なんて
言わせないのは貴方達でしょ。

言ったって本気で聞く気無いくせに。
どんだけ堪えたらいいの?ねぇ?
兄ちゃん達が困ってる
それ以上に私は苦しんでいる。

もうここから離れたい。今すぐに

心の悲鳴も気付かない。
大人たち何かもう信じない
どうせ分かってくれないんでしょう?もういいよ
ウソツキ。この世界から消えたい。

黒ずんだ空僕を隠していてね。
兄ちゃんは「自分なんか必要ない」なんて言うけど
本当に必要ないのは私だよ・・。
口に出さないだけで、ホントは嫌ってる

血の涙も枯れ果てて
居場所も無い。泣く事出来ない。
今が奈落の底に見える。

毎晩呟く「誰か私を助けて」
この世界が怖いんだ。
体温さえも奪われていく
人格が壊れていく。

今の娘の状況さえ把握してないって事は
兄ちゃん達だけしか見て無いんでしょう?

自分が怖い恐怖に囚われていく
心さえも滅びていく

偽りの笑顔しか見せれない。
平気なフリしているけど。
本当は家族の中で誰よりも辛い立場に置かれてる。

我慢しなきゃ生きてけないぐらい
悲しくて哀しくて 怖くて怒りたくて
だけど出来ない。
今は家より違うところに居たい。
一人なりたい。

母の声にトゲが入る。

フザケナイデヨ。
自分が一番苦しいような顔するな!!!

分からないくせに分かってくれないくせに!!

誰かお願いだから私を見つけてほしい
ホントの私を今すぐ。

壊れていく。破滅に向かう
鳥達の声が消えていく
音(こえ)が消えていく

その瞬間に雨が降り注いだ…。
雷散らせ。嵐よ吹き荒らせ!
冷めきって行く、徐々に…
闇へと私の手を引きながら。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル door's knock〜BLACK BLOOD〜
公開日 2007/12/14
ジャンル ロック
カテゴリ 家族
コメント 我慢の限界を超えてまでここに居たくない。どうせ死ぬなら音楽に囲まれて死に逝く方がいい。これは家族全員にあてた手紙のようなものです。
蘇季さんの情報













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