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| 作詞 蘇季 |
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冷たく伸びる腕さえ引き寄せて
今宵は眠りに就きたいんだ。
思考回路は歪んだまま
叩き壊して 月の迷宮へ
連れ去ってしまいたい。
刹那を噛みしめていたいんだ、
永遠よりは。
君と居れるなら それでも構わない。
欲を言える力もないし、
身分でもないってわかってるから
空っぽの瓶を手にして
叩き壊し 破片を集めた。
両手に溢れだした水に
気付かないフリをして
何の感覚も無くなっていくの感じながら
空に堕ちていく
寂しさだけで人を好きになって、
「今宵は眠りに就きたいんだ。」
人はぬいぐるみじゃないんだって。
崩れた城壁は 砂になって今
風に乗ってするりと消えてった。
心は渇いていく
水に浸る足は朱紅く染まっていく
呼吸ができなくなる
そんな夢ばかりだ。
跳ね起きた朝は、
そんなことすら忘れているのに。
紙飛行機飛ばして
月の彼方へ 飛んでいけたら
誰も傷つけることなんて
無くなるのだろうか・・・。
冷たく伸びる腕さえ引き寄せて
眠りたいんだ、今夜は。
歪んだ思考回路を
叩き壊して 連れ去ってしまいたい。
月の迷宮へ。
求めていたものはもう
手に入らないと知ったから。
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