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crisis
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作詞 蘇季 |
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期限切れになった切符を壁に張り付けて
的代わりにして 跡形も無くなるまで射続けた
破り捨てることもできないまま
ボロボロになるまで
「灰と化すればいい・・・」
暗く澱んだ視界に白い世界の君が
逆様に映しだされる
簡単に忘れられない思いが駆け巡って
胸を締め付ける
足掻くことさえ許されない・・・?
自分の弱さぐらい
自分でもわかってるつもり
「気付かないんじゃなくて、気付こうとしてないだけ。」
それぐらい解ってるさ
不貞腐れ顔で僕は云う
“理由もなしに”外に飛び出すほどの馬鹿でもないので。
だからとて 理解してほしいとも思わないし、
「願わない」
焦燥感に苛まれてまで
生きたくはないし。
だからとて 「死にたくはない」
そんな言葉繰り返して
頭の中もうそろそろ限界を迎えてる様で
いつ倒れるかしれないので
「ご了承ください」なんて
甚だしい
眠ろうにも眠れない夜
旋律が躰中に駆け巡って
中毒症状末期らしいので
どうしようもないとあきらめた。
ダンボ−ルの落書きにまた
ふと笑って 通り過ぎた
巻き戻った懐かしい世界
遠ざけてしまいたくて。
ふと浮かんだ言葉をすべて
書き直して 綴ってみたが
ありきたりで笑えなくて
涙がこぼれた。
腐食してくこの掌に
明日は見いだせない・・?
幻の中漂えば
海の底へ 沈んでく感覚におぼれる
人に怯えてばかりで
身動きがとれないまま
しゃがみこんで見上げた空は
あんなにも遠い。
季節は巡り 辿りついた場所は
面影もなくて
分からなくなってた。
君のいる世界にあの星は見えてるだろうか
僕の目にはもう映らない
闇がすべてを包んだ。
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