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Dolls
作詞 蘇季
人の手により頭上には雨が降る

誰の声…?
聴こえているのかしら?

狂った笑い声だけが
腐れきった 脳内を
ただ 掻き回す


街中を目覚めさせる
鐘(bell)の音に
いらついて また目を閉じた

あの頃の夢は
未完成のまま 続いてるって
本当でしょうか・・・?



・・・作り変えられた記憶を頼りにして
今を生きようと 必死に足掻いてます。
神仏を信じない 僕には
昔話なんて 吐き気がするのです。

ある日 窓の向こう側に
飾られた君を見つけたんだ。
キレイすぎて 

「灰になればいいのに」
なんて・・・いってしまった

街中の灯りに目が眩んだ
心臓の痛みを のこして
奇麗事を並べる人の声

それにさえ溜息に失せる



―――あの日 硝子越しの向こう側に
泣き顔の天使が
私を見て ふと笑った

「貴方は誰?」なんて
呟くけれど
貴方には聴こえてない ・・ねぇ?
見えてるなら手を伸ばして さぁ。


・・・
突然の雨 戸惑いは隠せない
まだあいつは 飾られたままで
手を差し伸べる者はいなかったのかと
ゆっくり 近付いた。

吸い込まれていく世界に
懐かしい唄が喉を通過する
吐きだした答えと共に
旋律を乗せ

誰にぶつける・・?


―――「近寄らないで」
私は機械じゃないの
都合よく 動く事はできない
話すことはもうできないの

コトバをなくした。

また会いたい・・・願っていたんだ
貴方が現れて 怖くなったけど
近付くにつれて 触れたいと願う

「それを罪と 誰が名付けたのかしら・・・?」



・・・―――うたって。

ここから遠くへ消えてしまいましょう。

貴方(きみ)のいない世界は もう
溜息につかまってしまうほどです。

退屈で仕方がない
窮屈すぎるこの場所から

只管遠い場所へ
歩いてゆきましょう


・・・また今日が動き始める

僕は鞄を肩に掛けたまま
違う町へと 足を進めた。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Dolls
公開日 2010/07/05
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 自分でも意味わからん作品になったのが欠点。
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