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ランドルト
作詞 蘇季
どこか遠い場所へ歩き出す
永久の調べ に そって
どこまでも

・・・どこまでも。


見知らぬ人たち
僕は背を向け走り抜ける
その背に翼があったこと
誰も気付きはしないでしょう。

黒く染まる片翼
白く塗りつぶされた片羽

誰も気付かれない様に
自由に駆けていく


掌に映し出されるその世界の
全てを 誰が知るというの?
弾けては消えていく儚さに
目を塞いでも
存在したことは消えないから



また一つ欠けていった
世界のお話を耳にして
泣きだしそうになるのは
その記憶が確かに 存在してたから?

やさしく誰かに接することができてなら
こんなにも些細な 事で
悩んだりしないでしょう?

天井に見える光が眩しくって
目を逸らす
痛みに気付かない様に
明日はまた晴れるよって
笑ってみても
うまく笑えなくて
またドアの鍵を閉めた


投げ出したのは 何も考えたくないから
指先に触れる全てが怖いから
くだらないって 笑わないで

それが僕の居る世界だから・・・。



明日は晴れるよってふと笑って
目を開けた
何処に居るのか思い出せなくて
座り込んだままで
動けないから 立ち止まって
遠く響くその唄をただ 聴いていた。


床に落ちたガラス細工を
拾い上げて見てみた。
その世界は罅割れたまま
また動き始めてる

時計の針は逆走したまま

息を潜めた。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ランドルト
公開日 2010/06/27
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント missingring. ただ それだけだから。
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