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風花
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| 作詞 蘇季 |
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手の中をすりぬけて消えた
夢の続きは今も 続いてる様です。
思い出せるのは 昔見た絵本の物語
懐かしくて けれど 遠すぎて。
何処まで 続くというのでしょう。
目に見える 景色の中 足を踏み入れたけど
何処へ行けばいいのでしょう。
自分がいる場所が思い出せない
一陣の風 花を連れて
遠くへ溶けていった
一言添えて 空へ還した
「サヨナラ・・・」
もう誰にも届かない場所へ
迎え撃て 戦禍にのまれる前に
天高く舞い上がれ
永久に
駆け巡る 瞬間の傷
体中に回った毒は いつか
僕を腐敗し尽くすから。
誰にも近づけさせないで
遠くに居て。
怖くなるから
暗闇を切り裂いて
空に還した 「想い（こころ）」を
近くに居て。
悲しくなるから
光を切り捨てて
地に戻した 「幻想（ゆめ）」を
引き換えにして。
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