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ミラクル・パワー
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作詞 灰色のライオン |
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空想上の例え話として、もし僕が超能力者だったとして
透視とか予知とか念力とかテレパシーとか
そんな超自然なことが可能な人間だったとしたら
僕がその能力を使う理由はどこにあるのだろう
彼の心を見て、彼の好きな人が君だって教えるとか
この時間にここにいると大怪我を負うって知らせるとか
治療不可能患者を治してみせるとか
僕が考えてる案は誰かが重要になってる
自分に使ってない 自分の為ってのがない
けど、誰かの為って聞こえはいいけど
結局は誰かに利用されてるって意味も含まれるものだ
ヒーローになりたいのか 傍観者を貫くか
二つに一つの選択 洗濯した心に問う卓越した疑問
超越した時間を超越して僕は理由を追い求めてる
例えば、僕に好きな人ができたとして
彼女の気持ちを知りたくなってしまったとして
もし覗いていまったらどうしようと言うのだ
彼女は何も知らないし何も感じていないけど
僕の中に覗いたという事実は確実にあって
大きなコブは少しずつ成長していって
きっと僕は罪悪感の巣くう生物になっちゃうんだろう
理性が大切なのか 本能が重要なのか
二つに一つの選択 宣託に頼る卓越した疑問
超越した時間を超越して僕は理由を追い求めてる
どちらにもなりきれない半端な僕は
きっと何も出来ずに一生を終える
後悔と共に新しい疑問に立ち向かうしかない立場で
結局は空想上の想像で、僕に超能力なんてない
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