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なくしたもの
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作詞 風待 遊 |
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身体重ねなくても
手を繋ぐだけで 心満たされていた
想い云わずにいても
瞳(め)を見つめてれば 理解り合える気がした
あなたとなら分かち合えると思ったの
口には出せない 気持ちさえ
「嘘をつくな」と大人(きみ)は 子供(わたしたち)に言うけれど
どうして人は 自分を偽るの?
ままごとのようでいて 愛ではなく恋に似た
子猫同士がじゃれ合う いびつな関係
秘密一つ背負って
この街を捨てたときの空は晴れてた
だけど私の世界(なか)は いつも雨が降る
自由になれても 虚しくて
痛みなんてないのに キズ痕だけが増えてく
なくしたものは 記憶なんかじゃない
ひとらしく生きたいと 願う心 空っぽで
何を想っているのか ワカラナクナッタ
名前を呼ぶ声は いくつもなくてイイ
あなたがいるなら それでいいの
「嘘をつくな」と大人は 子供に言うけれど
どうして人は 自分を偽るの?
欲しいものは玩具や綺麗な服じゃなく
生きる勇気をくれる あなたの存在
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