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嘘つきと嘘つかない
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| 作詞 ガラクタ |
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「私は嘘がつけません」
君は言った
「それは何とも羨ましいことだ」
僕は言った
「私はそうは思いません」
君が言った
「僕はそうは思わないよ」
僕が言った
ホントはね ホントはね
僕も君と同じなんだよ
僕は君と同じなんだよ
実を言うとね 実を言うとね
僕は嘘しかつけないんだよ
その証拠にね その証拠にね
ホントは僕は君を羨んでなんかいないんだ
それでも君に嘘をつく
だって僕は嘘しかつけないから
嘘がつけない君
嘘しかつけない僕
僕の正体を知った君は僕のことを羨んだ
君の正体を知った僕は君を羨む振りをした
嘘がつけない君
嘘しかつけない僕
どっちがいいのか
どっちがマシなのか
君は僕を羨む
僕は君を羨まない
「君はいつも一人なのかい？」
僕は訊く
「そうよ私はいつも一人」
君は答える
「あなたもいつも一人なの？」
君が訊く
「そういうわけでもないさ」
僕が答える
ホントはね ホントはね
僕も君と同じなんだよ
僕は君と同じなんだよ
実を言うとね 実を言うとね
僕はいつだって独りきりなんだよ
その証拠にね その証拠にね
僕の周りにはこんなに人がいるのに
僕はいつだって寂しいんだ
だって僕は嘘しかつけないから
嘘がつけない君
嘘しかつけない僕
嘘がつけないが故の孤独
嘘しかつけないが故の孤独
嘘がつけない君
嘘しかつけない僕
どっちがいいのか
どっちがマシなのか
君は僕を羨む
僕は君を羨まない
でもホントは
そんな君が羨ましかったんだ
素直に生きてみたかった
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