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キコエナイノハ君との距離
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作詞 哭 |
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昨日は目を瞑って見てたっけ
言葉が自棄に 熱く感じる
それは 嬉しい感じじゃない とても深い森の底で響く旋律
震える声は何度聞いただろう
肩を窄めて 嘆くのは誰
ロープに縛りつけられた 晴れない心機
鳴り止まない誰かの心悸 キコエナイフリヲシテ
暗赤色をした何かに満たされて
イヤホンを耳につけて聞こえなくする悲し声
暁は見えないように鎖でかたく閉じられて
雨模様は振りほどいた手の中
滴る水と共に流れて伝う水は瞳を写す鏡のよう
目ノ前ハ真ッ暗デ
日ノ光ハトザサレテル
いくら好いた歌を聴いてても
キコエテクルノハシバラレタ音ダケ
涙の粒が何度落ちたか
白い包みに包んで聞こえなくするのは誰?
どうか 耳を失くしたい
どうか この音が狂って届かない処までつれ出して
朝が来るのは音が止むまでは来ないんだよ
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